Firenze-Oltrarno.net: 庶民の生活
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必見あれこれ

 

モニュメントや優れた美術作品が圧倒的に集中し、それ自体が町の特徴となっているフィレンツェには毎年何万人、何十万人もの人がその魅力にひかれて訪れる。オルトラルノ地区にも市内のその他の地区と同様数々の重要な観光名所がある。が、更に大切な見どころ、フィレンツェの昔ながらの姿を今に残すものがある…そこに生きる人々の生活である。

      
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アルノ川の右岸には最も有名なモニュメント(ドゥオーモやウッフィツィなどは言うまでもない)、公共機関や中央駅が が集まっているが一方オルトラルノには市で一番大きな公園ボーボリ庭園、職人の工房や無数の小さな広場がある:いわば古き良き時代が残り、目に触れることができる場所なのである。

      

訪れる人のだれもが強く印象づけられること—それはヴェッキオ橋やミケランジェロ広場からわずか数百メートル離れたところで出会う小さな田舎町のような光景だろう:あけっぴろげの工房もしくはその前の道路に青空作業場を広げて働く家具職人や修復職人、小さな市がたつ広場、遊び回る子供たち、いかめしい館の扉の向こうには色彩豊かな庭が隠れ、ひっそりした路地には小さいカフェのテーブルがならんでいる…その他いくつものさりげないシーンが、すぐそばに観光客のひしめく中心街があることを忘れさせる。

      

このような情景とそこに流れる感性とに彩られた歴史を語るには詩人か、画家か、とにかくコンピューターではない—でも私たちはあえて挑戦した。この小さな画面を用い、生粋のフィレンツェ人と外国人、共にオルトラルノの真ん中で生きることを選択した二人の目を通して、ここに生きる人々の姿を語ってみよう。

      

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