生まれ変わったカルミネ広場
6月26日、ブランカッチ礼拝堂などで有名な、カルミネ教会があるカルミネ広場の修復工事が終わり、オープニングセレモニーが市長隣席のもと行われました。新しい広場には木が植えられ、木陰にベンチも置かれています。セレモニーの後には、フィレンツェ五月音楽祭オーケストラにより、ちょっと変わったコンサートが催されました。楽器ごとに広場のあちらこちらでアンサンブル演奏があり、時には歌も加わり、また中にはタンゴなど南米の音楽やジャズを演奏するグループもありました。聴衆は一つのアンサンブルが終わるたびに移動して、オーケストラのメンバーによる楽しく、そして美しい音楽を堪能しました。また、カルミネ教会のファサードには、ブランカッチ礼拝堂にその作品がある、マサッチョの作品の映像が投影され、まさに光と音のエンターテイメントとなりました。