ツーリストインフォメーション
行き方: 中央駅からバス13番またはD。共に約15分。
モッツィ館Palazzo Mozziは、フィレンツェにおける中世建築の良い例で、当時の軍事,民間それぞれの建築様式が融合していた建物の特徴を良く表している。
歴史
既に存在していた建造物を利用してこの宮殿を築いたモッツィ家は、当時フィレンツェでもっとも重要な家柄の一つであり、彼らの館には重要な人物が数多く招かれた。その中には、法王グレゴリオ10世(1272年)などがいる。宮殿後ろの広い庭園は原型が16世紀、モッツィ家が当地をオリーブ園にするため買い取ったときにさかのぼる。
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19世紀半ばにモッツィ家が絶えた後、古物商ステファノ・バルディーニがすべて買い取り、館内に彼のコレクションと雇い人たちの仕事場を移し、オリーブ園を庭園に改修した。その際彫刻や、一部フィレンツェ旧市街の取り壊し(19世紀の遷都による)で発見されたものなどで庭を飾ったのである。その後、ロッジアと大きな階段も築かれる。
見どころ
現在館は、修復工事のため閉館中。建物の正面で際立つのは、屋根がついて狭間を備えた塔と、モッツィ家の大きな石の紋章である。
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